西洋医学、心理学、東洋医学を元に人間の本来持っている自然治癒能力を引き出す健康法です。
1960年にアメリカの医師グッドハート先生によって生まれたテクニックです。本来はカイロプラクティックの医師免許がある人しか学べなかった治療法でした。 ートレードマークは筋反射!ー 筋反射は神経学、生理学、解剖学、カイロプラクティックの医学をもとに体の構造や神経の流れをチェックする検査法です。 筋反射を使って体の生理反応や骨肉のバランスなどを調べ適切な治療法を体に直接聞いていきます。 東洋医学で学ぶツボや経絡の様に、キネシオロジーでは体のバランスを整える為のスイッチボタンやエネルギーの回線路*があると考えます。 ーキネシオロジーの流れー 1) 筋反射を使って身体のスイッチボタンの位置を探し 2) 東洋医学(五行や経絡の流れつぼ)をもとに身体に最も必要で適切なヒーリングを選択し 3) 人間の身体が持つ自然治癒能力を最大限に引き出して癒しを即します。 主に注目するバランスは下記の通りです。
キネシオロジーは薬や機械道具を使用せずその人の身体の中で起きる治癒能力を使うので、現在使われている医療やセラピーのテクニックとキネシオロジーを組み合わせる事でより早く、正確で効果的な結果を出す事ができます。 例えばキネシオロジーを受けると、感情やエネルギーの流れを自らが理解できるように気付きを促すので心理療法等のサポートにも役立ちます。 *身体のスイッチボタンやエネルギー回線路についてはこのページの下にあるキネシオロジー反射ポイントや、別途タッチフォーヘルスの資料(TFH英語)をご覧下さい。 |
「運動」という意味のギリシャ語の語源「キネシオ」と「学問」という意味の接尾語「オロジー」を合わせて出来た合成語です。
医学を基礎に身体の運動に関する筋肉の解剖/神経/物理機能/生化学機能を専門的に研究する学問で体育学とスポーツ医学に関連しています。 一般的な「キネシオロジー」は上記の学問や学科としての意味で使われおり、アメリカでは四年制大学にキネシオロジーという学部/学科がありますが筋反射は使いません。 このホームページで紹介するキネシオロジーは、アメリカのカイロプラクティック*の一つであるアプライドキネシオロジー( AK)から派生した 筋肉反射を使う診断システムと、健康法・セラピー として発展したタッチフォーヘルス(TFH)で学ぶ「キネシオロジー」です。 *アメリカのカイロプラクティックについてはこちらをご覧下さい。 |
【チャップマン反射点と神経リンパ反射点】
20世紀初めに、チャップマン反射点はDr.フランク・チャップマン (Doctor of Osteopathy Frank Chapman, D.O.) によって発見されました。 彼は、その反射点を刺激するとリンパ液の流れと内臓に影響を与えると唱えました。 20年以上の間に、彼は首・体幹・足など様々な部位に200以上の反射点を見つけ記録しました。 その反射点の記録は彼の死後、1932年本として公開されました。 筋肉の状態とリンパ系の問題が関係あることに気が付いたDr.グットハート(AKの創始者)は、 チャップマン反射点がリンパ系と内臓ばかりでなく筋肉にも影響を与えることを確認しました。 チャップマン反射点を刺激すると、筋肉にも影響を与えることを見つけました。 Dr.グットハートのこの確認は、体の構造(骨格・筋肉)が内臓と結びついていることの証明ともいえます。 Dr.グットハートは、チャップマン反射点の中で筋肉に影響を与える反射点を“神経リンパ反射点”と名付けました。 |
【ベネット点神経血管反射点】
Dr.テレンス・ベネット (Doctor of Chiropractic Terrence Bennett, D.C.) は,1930年代に動脈の拍動とは違う拍動を頭部に見つけました。 その拍動を神経血管反射と名付けました。神経血管反射は頭部と体に点在し、各臓器と関連していました。 Dr.ベネットは、その点を刺激するとその点が関連している臓器の血液の流れを増すことを発見しました。 1960年代、Dr.グットハート(AKの創設者)は、Dr.ベネットの神経血管反射が内臓ばかりでなく、筋肉にも影響を与えることを見つけ、 さらにその反射点と筋肉の相関関係をまとめました。Dr.グットハートは筋反射テストによって、血液循環と筋肉が関係あることを確認しました。 |